第24話 日本のはやぶさ成功の今後の教育に現われる影響について

 平成22年6月、世界中注目の中、7年もかかって帰って来た日本の小惑星探査機「はやぶさ」は、その誕生までの過程を調べると、日本の教育6、3、3制の理性中心のガリ勉秀才では絶対に作れなかった成品だった。
 制作のすべては、感性を初動として、経過の一つ一つがそのヒラメキを基本として作られているものだった。
 分かりやすく言えば、今まで習った教科書には一つも記載されていない世界なので、自ずから必要に応じて自分流の教科書を作りながら完成させて行ったものだ。
 成果は、世界一ではなく、人類初の快挙を目指したものなのだ。
 従って、日本人以上に外国人達の驚きと感動が大きかった。
 制作研究のバックボーンは、使用する多大な税金に対して、国民への責任感と感謝心と使命感だった。そして、日本人としての誇りと成功に向けての闘争心だった。
 それが、はやぶさ制作の研究過程で成功の為の努力の中で、感性から生み出されたのが、加点法なのだ。
 日本で長年の間、用いて来た減点法教育ではこんな感性からの発想は生まれず、人類初の快挙なんか実現出来るはずはなかったのだ。
 そんな中で、あきらめない心が、命をかけた信念にまで高められていった。
 仲間との信頼と団結心は、能力のすべてを発揮させるために、説得ではなく納得の原理をあみ出しての成果だった。
 私の感性では、今の学校制度は戦後61年以上も使いよごしたもので、今現在の理性過剰な教育内容では、未来を背負う子供達の心をどんどん無機質化させ、真・善・美が土足の理性で踏みにじられ、やがては人間社会の崩壊につながると感じています。

 21世紀は感性の時代だと意味も分からず叫んでいる人々も居られますが、実は一人一人の痛みを伴った制度改革につながるものなのです。
 私の感性は、この事を日本中にうったえるべしと痛感し、この「応答せよ!はやぶさ」の題名で11ヶ月の歳月をかけて紙芝居を完成させました。
 この事に共鳴される方は是非「応答せよ!はやぶさ」発表の初公開に参加して下さい。
 そして、閉ざされている貴方の感性の扉を自ずからの意志で開けて下さい。
 21世紀に向って己の命に恥じない人生を自ずから創造されんことを祈るや切です。

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